握力 そのほかのトピックス
握力
のトピックス男性 | |||||
琴欧州 | (力士) | 25歳以前 | 右120kg | (公式ブログ プロフィールより) | |
室伏広治 | (五輪ハンマー投げ代表) | 34歳以前 | 120kg | (日本陸上連盟が行ったメディカルチェック Wikipediaより) | |
魁皇 | (力士) | 23歳 | 右85kg | (TV番組アームレスリング対決 YouTubeより) | |
松坂大輔 | (プロ野球選手) | 18歳 | 右70kg 左65kg |
女性 | |||||
松本薫 | (五輪柔道代表) | 24歳 | 右36kg、左39kg | (ロンドンオリンピック前の強化合宿にて) | |
外岡えりか | (SKE48) | 18歳 | 36.2kg | (2009年放送TV番組「アイドリング!!!」) | |
遠藤 舞 | (SKE48) | 21歳 | 34.0kg | (2009年放送TV番組「アイドリング!!!」) | |
松井玲奈 | (SKE48) | 20歳 | 右20.1kg 左18.3kg | (週刊AKB SKE運動神経 No.1決定戦) | |
松井珠理奈 | (SKE48) | 15歳 | 右29.1 左28.6kg | (週刊AKB SKE運動神経 No.1決定戦) |
- 測定時に声を出したり、歯を食いしばったりすると握力は伸びるようです。
- あるTV番組では辛い物やガム食べた後には握力が伸びるという実験をしていました。(定かではありません)
鍛え方
「握力」とは、物や対象物を握り締める力のこと。 握力の基本となる「握る」という動作は指先や手の筋肉による割合よりも、そのほとんどを前腕という肘から指先にかけての筋肉が担っている。 この部分には、腕橈骨筋(わんとうこつきん)、橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)といった比較的大きな筋肉(前腕屈筋群)が存在する。鍛え方は以下のようなものがある。
- 【ハンドグリップ】
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ハンドグリップを使ったもっとも一般的な鍛え方。
- 【ダンベル・リストカール】
- ダンベルを片手にサムレスグリップで持ち、手のひらを上に向けてフラットベンチに前腕の手首から先以外を乗せる。ダンベルを指先に引っかけるようにして手首関節を十分にストレッチさせる。
- 息を吐きながら手首を曲げ、ダンベルを巻き上げていく。
- 十分に上げたら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。
- 2~3を繰り返す。反対側も同様に行う。
- 【リバース・リストカール】
- ダンベルを片手に持ち、手のひらを下に向けてフラットベンチに前腕の手首から先以外を乗せる。手首関節を十分にストレッチさせる。
- 息を吐きながら手首を曲げ、ダンベルを巻き上げていく。
- 十分に上げたら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。
- 2~3を繰り返す。反対側も同様に行う。
九州大学の熊谷秋三教授を代表とする厚生労働科学研究班により握力と健康状態の関係を調査した。この調査では福岡県久山町に住む40代以上の2527人(男性1064人、女性1463人)を対象とし、約20年間にわたる追跡調査を行った。この調査により心臓病や脳卒中といった循環器病の発症リスクも下がっていたことも明らかになりました。 調査内容は男女別に握力が弱い順から人数が均等になるように、各4組にグループ分けし、年齢や飲酒状況などの要素を補正したうえで、死亡原因との関係を調べた。 すると、握力が最も弱い組(男性35kg未満、女性19kg未満)に比べ、男女ともに握力が強い組(男性47kg以上、女性28kg以上)ほど死亡リスクが下がることがわかったのである。最も握力の強い組(男性47キロ以上、女性28キロ以上)の死亡リスクは、最も弱い組より約4割も低かったというから、その差は明白だ。また、米FHS(フラミンガム・ハート・スタディ)の調査同様、握力が強い組では脳卒中になるリスクが低いことも明らかになったのである。
※週刊ポスト2012年4月6日号
2010年にイギリスの医療雑誌に報告された研究によると、5万3,476人を含む14研究のメタ分析から、握力が弱い人々は強い人々と比較して、死亡リスクが67%も増加している事が明らかになっています。