握力測定
文部科学省 平成23年度 体力・運動能力調査 握力測定結果(出典:文部省 新体力テスト)

一般的な測定の手順
- 握力計の指針が外側になるように持ち,図のように握る。
- 人差し指の第2 関節が,ほぼ直角になるように握りの幅を調節する。
- 直立の姿勢で両足を左右に自然に開き腕を自然に下げ,握力計を身体や衣服に触れないようにして力いっぱい握りしめる。
この際,握力計を振り回さないようにする。

記録
- 右左交互に2 回ずつ実施する。
- 記録はキログラム単位とし, キログラム未満は切り捨てる。
- 左右おのおののよい方の記録を平均し, キログラム未満は四捨五入する。
実施上の注意
- このテストは, 右左の順に行う。
- このテストは, 同一被測定者に対して2 回続けて行わない。
握力計を使わずに測定する方法(いずれも正確には測れません)
- 体重計持ち上げ片手で握った結果を2倍する
- ハンドグリップ(100円均一で30kgくらいまで売ってる)を目安にざっくりと(笑)
- ゲームセンターやボーリングセンター等にたまに握力を測るゲーム機がある
- 両足を30cmほど左右に開いて直立した姿勢で握力計を身体に触れないように起つ
- 握力計を振り上げたり振り下げたりするような動作を加えないように測定する
握力の目安
- ペットボトルのキャップを開けるのが困難なときがある人は20キロ未満
- 未開封の瓶の栓を開けるのに難儀する人は30キロ前後
- ※ただし手の大きさや、指の力、缶や瓶の種類などで変わる