トップページ > 解説集メイン > 日本酒とは | ところで今は平成何年? |
日本酒とは
解説
日本酒とは米から作った醸造酒のことで、清酒とも言う。日本酒の原料は基本的には米と水。 日本酒の原料である米は糖分を含んでいません。そのため、米のデンプン質を糖化させるために麹を加え、米を糖化させるのです。そこに、さらに酵母を加えてじっくり発酵させていきます。 これは同じ容器の中で、糖化と発酵が同時に行われるため「並行複発酵」と呼ばれています。日本酒はこの並行複発酵という、きわめて複雑で高度な醸造法で造られています。 日本酒の味【本醸造酒】 すっきりした味わいとなります。 【純米酒】 一般に吟醸酒や本醸造に比ベてコクがあり,蔵ごとの個性が強いといわれています。 【吟醸酒】 華やかな香りが特徴です。 【純米吟醸酒】 一般に,他の吟醸酒に比べて穏やかな香りです。 【大吟醸酒】 フルーティで華やかな香りと,淡くサラリとした味わいが特徴です。 【純米大吟醸酒】 一般に,他の大吟醸酒に比べて,穏やかな香りで味わい深いです。 日本酒の名称
※吟醸とは 吟醸と名の付く酒は、「吟醸造り」をした酒で、吟味して醸造することをいいます。伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、粕の割合を高くし、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。 ※生酒とは 生酒とは酒を造る工程で、主に最後に行う「火入れ」という作業をしないお酒のこと。とてもデリケートなお酒です。火入れ は安定した製品造りには欠かすことのできない作業ですが、火入れ をすることにより 搾った直後の酒と比べ、火入れ をした酒は 味や香が変わっています。 ※精米歩合とは 精米歩合とは、白米のその玄米に対する重量の割合をいいます。精米歩合60%というときには、玄米の表層部を40%削り取ることをいいます。特に、特定名称の清酒に使用する白米は、農産物検査によって3 等以上に格付けされた玄米または、これに相当する玄米を精米したものに限られています。 ※醸造アルコールとは 特定名称には、使用できる醸造アルコール量の範囲は白米総重量の10%以下と規定されています。 ※普通酒とは 特定名称の規定から外れたものを指す総称になります。また、本醸造酒系で精米歩合が71%以上のもの、全てにおいて、麹に使用割合が15%以下のものも普通酒となります。現在の日本酒の約7割近くも占めており、特定名称酒の割合は全体の約3割です。 |
関連問題
雑学: | 日本酒の原料は? |