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> お酒の種類
ところで今は平成何年?
お酒の種類
解説
種類
""発祥地
※学説""
起源
主原料
造り方・特徴
酒税法上の表示
ワイン
中東諸国
B.C.4000年~6000年頃
ぶどう
赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン等
果実酒
ビール
エジプト
B.C.4000頃
麦芽・ホップ
ラガービール(貯蔵ビール)、生ビール等
ビール
日本酒
日本
700年頃
米・こうじ
蒸した米に米こうじと水を加えて発酵させ、これをしぼり、さらに濾過して造る。
清酒
老酒
中国
B.C.500年頃
もち米・こうじ
紹興酒等
その他の雑酒
ブランデー
フランス
1600年頃
ぶどうなどの果物
""・コニャック
フランス西南部のコニャック地方で造られたブランデー。生産地、原料品種、蒸留法など厳しい規制がある。古い原酒と若い原酒をブレンドして製品化されるが、いちばん若い原酒の熟成年数が2年以上なら★★★(スリースター)、4年以上ならV.S.O.P、6年以上になるとナポレオンまたはX.O、EXTRAと表示できる。
・アルマニャック
フランス南西部、ガスコーニュ地方のアルマニャック地区で造られるブランデー。原料はぶどうはコニャック同様、サンテミリオン種が主力だが、コニャックに比べて爽やかでフレッシュな味わいが特長。熟成年のラベル表記はブレンドされた若い原酒が熟成1年以上は★★★、4年以上はV.O、またはV.S.O.P、5年以上ならばナポレオン、EXTRA、ヴィエイユ・レゼルブ、X.Oの表示が出来る。
・フレンチ・ブランデー
コニャック、アルマニャック以外のフランスで生産されたブランデー。ナポレオンやV.S.O.P等のラベル表示について、コニャックのような貯蔵年数の統一基準はない。この他、AR方で定められた12地区の有名AOCワイン産地の余剰ワインを造られたブランデーはオー・ド・ヴィー・ド・ヴァンと呼ばれ、地区名を入れてオー・ド・ヴィー・ド・ヴァン○○○またはフィーヌ・ド・○○と表示されている。""
ブランデー
ウイスキー
アイルランド。スコットランド
1400年頃
大麦・ライ麦・とうもろこしなど
""・モルト・スコッチ・ウイスキー
スコッチ・ウイスキーはイギリスのスコットランドで蒸留・熟成されたウイスキー。その原酒がモルト・スコッチで、ピーとの燻香をつけた大麦麦芽だけを原料に糖化・発酵させ,単式蒸留機で2回蒸留した後,オーク樽で3年以上熟成して造られる。ウイスキー本来のスモーキーフレーバーと香り豊かなコクが楽しめる。単一の蒸留所で作られた,シングルモルト、複数のモルトをブレンドした、ピュアモルトがある。
・ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー
個性の強い複数のモルトウイスキーをブレンドし,まろやかなグレーン・ウイスキーをブレンドさせ再貯蔵したウイスキー。
・アイリッシュ・ウイスキー
アイルランド島で造られるウイスキー。大麦麦芽、大麦、ライ麦、小麦などを原料に単式蒸留機で3回蒸留し、熟成させる。
・バーボン・ウイスキー
原料にトウモロコシを51%以上使い、内側を焦がしたホワイト・オークの新樽で熟成したアメリカの代表的なウイスキー。トウモロコシ、ライ麦、大麦麦芽などを連続式蒸留機でアルコール分40度以上80度以下に蒸留し、貯蔵して造られる。2年以上したものはストレート・バーボン・ウイスキーと呼ばれる。(ちなみに、イギリス人はバーボンウイスキーを「こんなもんウイスキーじゃない!」と馬鹿にする人が多いとか)
""
ウイスキー
ジン
イタリア
1000年頃
ライ麦、とうもろこし、ジャガイモ
""原料を発酵させた後、柑橘系の果皮やスパイスを加えて蒸留したもの。
・ドライ・ジン
ロンドン・ジン、イングリッシュ・ジンなどとも呼ばれイギリス、ロンドンが主産地。
・ジェネヴァ
現在でもオランダで作られている、より原型に近いジン。オランダ・ジンとも呼ばれる。原料を糖化、醸造した液体に副材料を加え、単式蒸留する。
・シュタインヘーガー
生のジュニパーベリーを発酵して作られる、ドイツ産のジン。ドライ・ジンよりは控え目な風味を持つ。
・オールド・トム・ジン
ドライ・ジンが作られるようになる以前、雑味を抑えるために砂糖を加えたジン。カクテルのトム・コリンズは本来このジンを材料とする。""
スピリッツ
ウォッカ
東欧
1400年ごろ
大麦・小麦
原料を発酵蒸留させてアルコール度が85度以上の強い酒を造り、水で薄めて濾過したもの。
スピリッツ
ラム
中南米
1600年頃
サトウキビを搾った後の糖蜜
糖蜜を発酵して造る。熟成させるものとさせないものがあり国によってタイプが違う。
スピリッツ
テキーラ
メキシコ
1600年頃
竜舌蘭(アガベ/アガヴェ)
竜舌蘭(ヒガンバナ科の根生植物)から造るメキシコ特産の蒸留酒。アガベ・アスール・テキラーナという特産品種の直径70~80cmになった基部(株)の部分を使う。蒸留は単式蒸留機で2回行われ、樽熟成しないホワイトテキーラはシャープな味わいが特長。オーク樽で2ヶ月以上熟成したものはテキーラ・レボサドと呼ばれ、淡い黄色味と樽香がある。1年以上熟成したテキーラ・アネホは樽香の強い、ブランデーに近い風味になる。
スピリッツ
焼酎(甲類)
日本
1500年頃
米、麦、さつまいも、そばなど
糖蜜や芋類、穀類などを原料に、発酵を行い連続式蒸留機で蒸留した酒。蒸留液は85~97度になるが、商品エキス分2%以下、アルコール度数36度未満に加水調整される。原料による違いはさほど酒質に影響しないのでライトな風味になる。ストレートやロックで楽しむほか、カクテル類のベースとしても利用される。
焼酎甲類
焼酎(乙類)
日本
1500年頃
米、麦、さつまいも、そばなど
米を原料に黒こうじ菌か白こうじ菌、焼酎酵母を使い、清酒と同じ手順で第1次もろみを造る。これに穀類やイモ類を蒸して混ぜ、アルコール発酵させた第2次もろみを単式蒸留機で蒸留した酒。アルコール度数は45度以下。2次発酵に使う原料の違いから麦焼酎、いも焼酎、米焼酎、そば焼酎、黒糖焼酎などに分かれる。この他、黒こうじ菌による米こうじだけを使った沖縄の泡盛や酒粕を原料にした粕とり焼酎がある。
リキュール
世界各国
蒸留酒や醸造酒+香料など
主に蒸留酒をベースに、果皮、薬草、種子などを加えた酒。甘いものが多く、カクテルに使うのが一般的。
リキュール
関連問題
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